うさぎ村へ ござっしゃい

うさぎ童話 その３３

村長さんも年を取ったせいでしょうか、

うさぎの身で、山形の街の真ん中で暮らすのは

どうなのかな、と思うようになっていました。

というのも、うさぎ村の門の魔法が、

うまく働かなくなってきていたからです。

ぼんやりしていると、長い耳のまま

外に出てしまうこともあります。それを見た

うさぎ村の周りの人々は、やっぱりか

と、横目で見たりします。

村長さんは、丸いおなかをなでながら

うさぎ野の森へ帰るかな、おいしいものもあるし

と、そんなことを考えるようになっています。ただ、

ひとつ気になることがありました。

村長さんは子どものころ

大きなクマに追いかけられたことがあって、

最近、山や野にクマがたくさん出るのを恐れていたのです。

このさいだ、クマよけスプレーというやつを、

買い込んでいくしかない、

そんなことまで考えているみたいでした。

だれだってクマはこわいですものね。

NPO法人とNPO

実は、うさぎ村はNPO法人を解散することにいたしました。

これまで多くの方から助けていただき、ありがとうございました。

ところで、みなさんは『NPO法人』というのを、

どんなふうに理解されていますか。

つまり『特定非営利活動法人』ですが、

これは日本で一番安く申請できる法人格なんですね。

ただの『NPO』というのもありますが、

法人ではないのです。

NPOというのは、任意団体のことで

任意の団体、なんらかの形になった団体はすべてNPOと言えます。

合唱サークルもNPO、草野球チームもNPO、

町内会だってNPOなのです。しかし、

法人格はありませんので、銀行口座は代表の個人口座しか作れません。

これがNPO法人になると、法人の銀行口座が作れます。

法人でしかできない事業もできるようになります。

例えば、介護保険事業などはそうなのですね。

反面、事業には法人税がかかります。

たとえ まったく収益が出なくとも、

均等割りという地方税は毎年払わなければなりません。

非営利というからには、

株式会社などのように利益を追求する事業は向きませんが、

事業を拡大することは問題はありません。

よりたくさんの人に役に立つものにしようとすれば、

事業益を拡大したほうが、できることも増大します。

このほか、NPO法人になると年度ごとの事業報告が必要になります。

それと、法人税の確定申告も。

などなど、法人になると

いいこともあり、大変なこともあります。

うさぎ村は、このたび法人を解散して任意団体になりました。

介護保険は使えなくても、

介護事業でできることは、たくさんあります。

これまで慌ただしくてできなかったことを整理して

あらためて何ができるかを考えたいと思っているところです。

令和５年度 貸借対照表

Ⅰ資産の部

　1.流動資産

　　　現金預金　　　　　　　25３,677

　　　未収金　　　　　 　　　176,021

　　流動資産合計　　　　　　　　　439,698

　2.固定資産

　　　有形固定資産　　　　　　　　 0

　資産合計 　　　　　　　　　　　 439,698

Ⅱ負債の部

　1.流動負債

　　　未払金　　　　　　　　408,784

　　　預り金　　　　　　　　 30,914

　　流動負債合計　　　　　　　 　439,698

　2.固定負債

　　固定負債合計 　　　　　　　　　0

　負債合計　　　　　　　　　　　 439,698

Ⅲ正味財産の部

　　前期繰越正味財産　　　　　　-1,023,754

　　当期正味財産増減額　　　　　 1,023,754

　正味財産合計　　　　　 　　　　　　　　 0

　負債及び正味財産合計　　　　　　 439,698

認知症サポーター養成講座 開催しまーす

うさぎ村では久々ですが、

認知症サポーター養成講座　開催します。

認知症サポーター養成講座は、

最近では市役所ほか様々な場所でしていますが、

うさぎ村の講座は、１０人以下の少人数制、

口座の途中でも、気になるところで質問もでき、

質疑応答の時間もたっぷりとっているので

ひごろから疑問に思っていることや、

実生活で困っていることまで、自由に質問できます。

以前　講座を受けた方でも、

あらためて学びたい人でも、

どなたでもお気軽にご参加ください。

今回は夜の部です、待ってますよ。

　　日　時　　８月４日(金)

　　　　　　　午後６時半～８時まで

　　場所　　　うさぎ村

ご希望の方は、資料の用意ありますのでご連絡ください。

　tel (023)679-4097　うさぎ村　堀越・佐藤

令和４年度 貸借対照表

Ⅰ資産の部

　1.流動資産

　　　現金預金　　　　　　　　1,013,303

　　　未収金　　　　　　　　　　859,037

　　　プリペイドカード未使用分　34,266

　　流動資産合計　　　　　　　　　1,906,606

　2.固定資産

　　　有形固定資産

　　　　　車両運搬具　　　　　　　　　1

　　　　　什器備品　　　　　　　107,002

　　　有形固定資産合計　　　　　　107,003

　　固定資産合計　　　　　　　　　107,003

　資産合計　　　　2,013,609

Ⅱ負債の部

　1.流動負債

　　　未払金　　　　　　　　　1,759,624

　　　預り金　　　　　　　　　　　19,417

　　流動負債合計　　　　　　　　　1,779,041

　2.固定負債

　　　長期借入金　　　　　　　1,258,322

　　固定負債合計 　　　　　　　　　1,258,322

　負債合計　　　　3,037,363

Ⅲ正味財産の部

　　前期繰越正味財産　　　　-469,281

　　当期正味財産増減額　　　-554,473

　正味財産合計 　　　　　　-1,023,754

　負債及び正味財産合計　　　2,013,609